プリプリで肉厚の葉を持つオパリナを葉挿しで増やす方法

オパリナ

白い粉をまとい、ピンクや青味を帯びた葉色のオパリナは、化粧ノリの良い、プリプリお肌の持ち主といったところでしょうか。
ぷっくりと肉厚の葉を開き、堂々としているようにも見える姿は、とても美しいですね。

 

オパリナは、交配種ということで、グラプトベリアに属しているそうで、親は、コロラータ×アメチスチヌム。
暑さにも寒さにも強く、水のやりすぎによる蒸れに注意すれば、とても育てやすく、増やしやすい多肉植物です。

 

グラプトベリア属の多肉植物♪ 

 

オパリナの増やし方

オパリナを増やす方法は、挿し芽(挿し木)や、株分け、葉挿しといった、他の多肉植物と同様の方法で、増やすことができます。
うちには、オパリナ株は1つしか持っていなかったので、挿し芽のためにカットしてしまう勇気がなく、葉挿しで増やす方法に挑戦してみました。

とてもキレイな姿の株なので、全体のバランスを崩さないように、下葉を2枚ほど葉挿し用に拝借。
発根、発芽するまでに結構時間がかかり、3週間経った頃に、ようやく根が出ていました。
1カ月後には、芽も出てきて、順調に成長。

オパリナ 葉挿し

オパリナの葉挿し 1か月後

 

その後、3カ月経った頃には、ムチムチとした葉が育ってきました。
まだ小さいので、パキフィッツムの桃美人や月美人などとよく似ていて、区別がつかないような姿ですね。

オパリナ 葉挿し

オパリナの葉挿し 3か月後

このまま順調に育てて、親株の大きさにまで成長させたいと思います。
葉挿し用に採取した2枚の葉は、2枚とも発芽したので、とりあえず、葉挿し成功率は100%!

 

多肉植物のおしゃれな寄せ植えはこちらから♪

 

そして、どんどん寒さが増している11月だというのに、調子に乗って、葉挿し用にオパリナの葉をパキパキと、また、もぎ取ってしまいました・・・。

多肉植物の葉挿しを成功させるには、気温や天気の安定している春・秋が、最適な季節。
真夏や真冬は、休眠する種類も多く、葉挿しには向いていない季節とされています。

わかっていたハズなのに、オパリナの赤ちゃんのカワイイ姿を見ていたら、もう少し増やしたくなってしまい・・・ついつい、葉挿しを強行してしまったのです。

しかし、気温が低い真冬に突入し、根も芽も出るはずもなく・・・しかし、葉はプリプリのまま、枯れる気配もなかったので、ベランダに放置してしまいました。

真冬の間、ずっと屋外に放置・・・すっかり存在を忘れて(ヒドイ)、暖かい春を迎えました。

葉挿しを強行して、放置して、約6カ月後・・・。(半年も!?)
ふと、思い出したので、オパリナの葉挿しを覗いてみると・・・枯れてしまったと思っていたのに、なんと、なんと、根がボーボー!!
元の葉は、プリプリのままです!!

半年も放置してしまったのに、枯れることもなく、暖かくなった春には、発根し、活動を始めるという、多肉植物の強い生命力には驚かされますね!

オパリナ 発根

6ヶ月放置されたオパリナが発根!

 

急いで、土に植えて水をあげました。
ボーボーの根を、土の中にもぐらせるのは苦労しましたが、元気に成長して行ってほしいですね。

 

お気に入りのオパリナを見つけましょう♪