美しく紅葉するカリフォルニアサンセットの増やし方

カリフォルニアサンセット

カリフォルニアサンセット。美しい夕焼けが思い浮かぶような、ステキな名前ですね。
冬の紅葉は、まさにサンセットのような、オレンジと赤がミックスされたような色に。
夏の間は、茶色っぽい葉色になり、形も色合いも、ブロンズ姫にとてもよく似ていて、見間違えてしまうほどです。

 

ブロンズ姫は、濃い茶色ですが、カリフォルニアサンセットは、少し薄い茶色の葉色になります。
とはいえ、栽培環境や時期によって、同じような色合いになると、見分けるのが難しいかもしれませんね。

カリフォルニアサンセット

カリフォルニアサンセット 夏色

ブロンズ姫

ブロンズ姫

 

カリフォルニアサンセットは、グラプトセダム属に分類されているようです。
グラプトセダム属とは、グラプトペダルムとセダムを掛け合わせた交配種。
カリフォルニアサンセットの親は、グラプトペダルムの「朧月」と、セダムの「黄麗(月の王子)」となっています。

暑さ寒さにも比較的強く、葉挿しや挿し芽で簡単に増やすことができるので、初心者にも育てやすい多肉植物です。
子株も次々と出てくるので、たくさん増やして、冬の寄せ植えのアクセントとして使いたいカラーですね。


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カリフォルニアサンセットの育て方

日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。
水のあげすぎには注意が必要です。
月に1回程度の水やりでも、元気に育ってくれています。
水やりをし過ぎると、徒長しやすくなったり、蒸れて弱ってしまったりといったトラブルを招くことも。

また、日当たりが悪い場所でも、徒長しやすくなります。
冬に美しい紅葉を見るためには、日光によく当てることが重要なポイント。
とてもキレイな赤い色に紅葉して、楽しませてくれます。

カリフォルニアサンセット 紅葉

紅葉したカリフォルニアサンセット 1月

カリフォルニアサンセットは、形も色もブロンズ姫とよく似ていますが、紅葉の時期になると区別しやすくなりますね。
ブロンズ姫は茶色が強くなるのに対し、カリフォルニアサンセットは、赤が強くなっていきます。

カリフォルニアサンセットの増やし方

葉挿しや、挿し木、株分けなどの方法で、簡単に増やすことができます。

葉挿し

一度にたくさん増やせるというメリットがある葉挿しは、ほぼ100%の確率で、成功しました。

茎から取り外した葉を、まずは、乾いた土の上や容器などに、置いておくだけです。
1週間ほどで、芽や根が出てきて、2週間もすると、土に植えられるほどに根が伸びてきます。

カリフォルニアサンセット 葉挿し

カリフォルニアサンセット 葉挿し 2週間後

発根が確認できたら、土に植えて、水をあげましょう。
しっかりと根が付くまでは、こまめに水やりをした方が、元気に成長すると感じました。
2~3日に1回くらいの頻度で水やりをしても大丈夫です。

半年後には、4cmほどに成長しました。
すっかりカリフォルニアサンセットの姿になっていますね。

カリフォルニアサンセット 葉挿し

カリフォルニアサンセット 葉挿し 半年後

挿し芽

挿し芽の方法は、脇芽をカットして、乾いた土に挿しておきます。
1~2週間ほどで発根するので、根が出てきたことを確認してから、水やりを開始しましょう。

カリフォルニアサンセット 脇芽

カリフォルニアサンセット 脇芽の様子

株分け

カリフォルニアサンセットは、根元から子株が次々と誕生します。
子株がある程度、しっかりとした大きさになったら、株分けをしましょう。

うまく根も一緒に付けたまま分けられれば、失敗することなく、新しい株を作ることができます。
根を付けられなくても、挿し芽の要領で、乾いた土に挿しておけば発根するので安心です。

カリフォルニアサンセット 子株

カリフォルニアサンセット 子株の様子

うちで育てているカリフォルニアサンセットは、冬に白い花を咲かせました。
花が咲くと株が弱る、という多肉植物もあるようですが、自然に任せてそのままに・・・。
カリフォルニアサンセットは、花を咲かせた後でも、株が弱るようなことはありませんでした。
上手に育てて、紅葉や花を楽しみたいですね。

カリフォルニアサンセット 花

カリフォルニアサンセットの花 12月


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