夏は緑の葉色で、うっすらと白い粉をまとい、冬には紅葉し紫の葉色へと変化するハガイトリメンシス。
次々と子株がつき、葉挿し成功率も高いので、初心者でも簡単に、どんどん増やすことができます。
プリプリで肉厚の、丸みを帯びた葉を持つハガイトリメンシス。
購入した時の札には、エケベリア属とありました。
パキフィツム属の紫麗殿に、よく似ている感じがありますが、どうやら別物らしく・・・。
多肉植物の分類は、なかなか奥が深いといいますか、素人にはホント難しい。
初心者としては、購入時の札が頼りです。
このハガイトリメンシスは、夏の暑さにも冬の寒さにも強いと感じました。
梅雨や夏は水やりを控えめにして、蒸れに注意すれば、とても育てやすい多肉植物です。
冬は、薄いムラサキ色の紅葉が美しく、多肉植物の中でも目立っています。
ハガイトリメンシスの育て方
ハガイトリメンシスのプリプリの葉を触ってしまうと、表面の粉がハゲてしまい、美しさが半減。
粉がハゲた部分は、葉焼けしやすくなるなど、傷みの原因にもなってしまいまいす。
触らないように注意して、水やりの際も、水が葉に当たらないように、根元部分に与えましょう。
雨ざらしでも、丈夫に育っているのをよく目にしますが、雨を避けてあげた方が、キレイな姿を保つことができます。
濡れたまま日光に当たってしまうと、蒸れの原因になることも。
蒸れを防ぐには、風通しの良い場所に置き、水やりは控えめにすることがポイント。
湿気の多い梅雨の時期や夏場は、水やりを極力控え、月に1回程度にします。
多肉植物は、プリプリの葉にたくさんの水分を蓄えているので、何日間も水を与えられなくても枯れません。
反対に多湿には弱いので、水を与えすぎると、蒸れてダメになってしまうことが多くあります。
そして日光によく当てると、冬にはキレイな紫色に紅葉します。
夏場の緑色の時より、存在感が増しますね。
ハガイトリメンシスの増やし方
ハガイトリメンシスは、葉挿しや挿し芽で簡単に増やすことができ、初心者にもおすすめ。
根元から子株が次々に出てくるので、株分けでも増やすことができます。
株分けは、根を付けた状態で植えられるので、失敗もなく安心・安全な増やし方ですね。
葉挿し成功率もほぼ100%!
面白いように増えてくれるので、増やし過ぎに注意が必要となる程です。
根元からも、子株がどんどん生まれます。
子株を取り分け、株分けをすれば、根も付いているので失敗がありません。
紫色の紅葉は目立つので、たくさん増やして、寄せ植えのワンポイントとして使うにも、重宝しますね。