チワワエンシスが蒸れた!多肉植物ならではの方法で救出へ

チワワエンシス 葉挿し

エケベリアの中でも人気の桃太郎。
札には・・・桃太郎(チワワエンシス)・・・とあったのですが。

 

 

 

 

クリスマスリースは多肉が映える!

いろいろな情報から桃太郎は、リンゼアナ×チワワエンシス、という交配種なのかなと。
そして、チワワリンゼ=桃太郎、と呼ばれているようです。
多肉植物は交配種もたくさん作られているし、英名をカナ表記にする際の表現の違いもあるので、色々な流通名がありますよね。

桃太郎だと思っていたのですが、いろいろな方が育てている画像で比べてみると、うちの子はチワワエンシス寄りかなという感じです。
ということで、チワワエンシスとして紹介していきます。

5月にお迎えした小さめのチワワエンシスさん。
花芽をカットした跡があったので、小さくても大人(?)なのかな?

チワワエンシス(桃太郎)

チワワエンシス

しかし6月初旬、水をあげた数日後に中心部が黒くなっているのを発見!
水やり後に直射日光で土の温度が上がり、蒸れてしまったことが原因だと考えられます。

 

多肉植物エケベリアの本

蒸れた多肉植物を救出する方法

たいていムレているのは、中心部からのことが多いですよね。
外側の葉が蒸れている場合には、ブヨブヨになってしまった葉を取り除いて、風通しの良い場所で管理してあげれば、進行を防ぐことができると思います。

中心部から蒸れて、変色している場合は、根っこもダメになっている可能性が高く、その株はもう復活しないことが多いのです・・・残念。

でも、発見が早くて、まだ元気な葉が残っていれば、多肉植物ならではの「葉挿し」という方法で、子孫を残すことができるので、諦めないで葉挿しに挑戦してみましょう。

葉挿しで子孫を残す方法

多肉植物は、茎から取り外した葉から、根や芽が出てくるので、お気に入りの株は、たくさん増やすことができます。
これが、葉挿しという方法で、カワイイ赤ちゃんから成長していく姿を見られ、栽培の楽しみでもあります。

そこで、蒸れてしまったチワワエンシスの子孫を残すために、葉挿しで救出することにしました!

慌てて元気な葉を採取しましたが・・・葉挿しできそうなものは、3枚。
かなり慌てていたので、黒くなったチワワエンシスの画像はありませんが…。

葉挿しのやり方は、茎から取り外した葉を、乾いた土の上や容器などに置いておくだけ。
茎から葉を取り外す際は、付け根から優しく取り外すことがポイント。
根が出てくるまでは、水やりはしません。

葉に霧吹きをするという方法も見かけますが、霧吹きも必要ないと感じています。
ついつい、手をかけたくなるものですが、水気があると蒸れてダメになる可能性が高いのです…。
根が出てきてから、水やりを開始しましょう。

傷んだ株の葉だったので、成長できるか心配していましたが、意外にも、2週間後には3枚とも芽と根が出てきました!
多肉植物は、葉挿しや挿し芽といった増やし方ができるので、トラブルに備えて保険株を育てておくと安心ですね。

チワワエンシスの葉挿し

チワワエンシスの葉挿し 1か月後

その後、1枚は干からびてダメになってしまいましたが、2株が元気に成長中。
根がしっかりと定着するまでの、葉挿しの初期は、水やり回数を多くしてあげると失敗が少ないと思いました。
2~3日に1回は、根元に水をあげます。

元の葉からも、水分や養分をもらっているようですが、こまめに水やりをすると初期の成長がスムーズですね。
芽の部分や元の葉に水がかかると、傷みやすいので注意しましょう。

葉挿し開始から半年後、約3cmほどの大きさに成長しました。
1株にはまだ、元の葉がしっかりと付いています。
↓奥に写っている緑色のチビ多肉は、同じく葉挿しから成長中のレディジアです。

チワワエンシス 葉挿し

葉挿し半年後のチワワエンシス

葉挿しで育てた株は、多頭になる確率が高いですよね。
2株ともモリモリの多頭です。
もう少し大きくなったら、分けてみたいと考えています。

チワワエンシス 葉挿し

多頭で成長中のチワワエンシス-1

チワワエンシス 葉挿し

多頭で成長中のチワワエンシス-2

 

お気に入りのチワワエンシスを見つけましょう♪

 

 

 


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